皆様、こんにちは。山梨県河口湖にある宝石・時計・メガネ・バッグ・アパレル専門店のオプトナカムラです。
さて、本日は
「使わなくなった包丁」
について書きたいと思います。
世間では〇〇の日というのが、たくさんありますが
11月8日は何の日だと思いますか?
そうです、いい刃の日(いいはの日)ごろ合わせですね!
岐阜県関市・岐阜県関刃物産業連合会・新潟燕三条庖丁連・越前打破物協同組合・東京刃物工業協同組合等の制定だそうです。
突然、包丁の話!?と思うかもしれませんが、時間がゆるせば、おつきあいくださいませ♪
包丁は切れあじが悪くなってきても砥ぎ直せば、切れるようになり、まだまだお使いいただけることも多いでしょう~
しかし、あたらしく包丁を買って、出番が無くなってしまっても、まだ使えるからとそのままず~っと...しまいっぱなしになっているなんてことはないでしょうか?
以前、オプトナカムラで埼玉県の「刀舟技研」さんに協力してもらい包丁の展示即売会をした時にですねぇ、店頭でお客様と自身がお使いの包丁の事やご自宅の台所事情などの話をうかがっていると通販で買って最初だけ使ったけど今は全然使っていない包丁、ハンドル部分が取れかかってしまった包丁、刃こぼれがひどい包丁、曲がってしまった包丁、まったく切れないパン切り包丁...etc もう、日の目を見ない包丁が結構あるんだなぁと思いまさしたね。「包丁」の話をこんなにした事ないなぁってぐらいお客様から聞いていみて色んなエピソードがあるもんだと...
「刃物供養祭」
刀舟技研の親方にそれを話してみると、岐阜県の関市で毎年「刃物供養祭」という行事がある事を知り、親方が「うちに送ってもらえれば、まとめて供養祭の方に出しますよ。」と言ってくださったので今回の企画につながった次第です。
関市の刃物供養祭では、もう使われなくなってなってしまった包丁の供養してくださり、その後はリサイクルして新しいはがねの製品、ステンレス製品に生まれ変わっていくという事なので道具に感謝をし、再生させていくというエコで素晴らしい取り組みだと思いますので皆様、不要な包丁がございましたらオプトナカムラまで持ってきてくださいね^ ^
チラシやダイレクトメールなどでは案内してなくて店頭でお声がけをしていただけだったのですが、さっそく町内にお住いのF様が供養してもらいたいと包丁を3本、持ってきてくれました!
↑このように新聞紙などで包んで持ってきてくださ〜いぃ〜
キッチンはいらないものだらけ!?
F様は、いらない包丁を引っ張りだしてみるだけでなく、キッチンの「断捨離」をしたそうで、道具をそろえることから始める性格だというF様は最初だけ何回か使ってみたけど、飽きてきて数年、10年以上使っていない料理道具がたくさんあったそうです。 ホットサンドメーカー、銅製の玉子焼き器、ところてんを突き出す道具、コンパクトフライヤーなど...娘さん、息子さんたちがお近くに住んでいるので「あげるから取りにおいで。」といったところ、結構かたづいたそうです(笑)
富士吉田市にお住いのN様は嫁入り道具に持たされた包丁とおばあさまが愛用した包丁を持ってきてくださりました。
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ハガネの包丁で使っていないと錆びてきてしまい、ドイツ旅行に行ったときに自分用のおみやげで買った「ヘンケルス」の包丁を普段は使っていて10年以上使わないままなんだけど、捨てるのはちょっと躊躇しちゃうんだけど供養してくれるならば...とお話してくださいました。
皆さまが持ってきてくれる包丁のほとんどは三徳包丁といっていろいろな用途に兼用できるものが多いですね。包丁は用途によって使い分けることで効率が良くなったり食べ物の繊維を壊さず切れると味もおいしくなりますし、見た目の切り口もよくなりとっても美味しそうに見えます^ ^
また当店で包丁の販売会をするときはホームページやSNS等で告知しますので皆さまよろしくお願いいたします(笑)
なぜか包丁の販売会もする宝石屋「オプトナカムラ」
まぁ現在、当店をご利用してくださるお客様の8割ぐらいは女性でそのほとんどが20歳以上の成人女性なので包丁を日常的に使う、「たまには料理するわっ」って人も含めると
当店を利用してくれている人の多くの人の役に立てるのではないか?と考えて、ちょうど包丁屋さんとご縁があったので、やってみようと思ったわけです~
おかげさまで前回の包丁即売&研ぎ直し会も好評でしたので、来年以降も毎年1年に1回使わなくなった包丁を持ってきていただける期間を設けたいと思います~
包丁を供養してもらいたい方は11月5日(木)までにオプトナカムラまでお持ちになってくださいませ。
2021年は9月1日より受付開始いたします。
オプトナカムラは毎週、水曜日が定休日となっております。
株式会社オプトナカムラ
山梨県南都留郡富士河口湖町船津2448